この映画好きです。
「4人のタイプの違い美女から言い寄られる」なんて宣伝文句は嘘だということは最初からわかってましたが、大画面で神とも思えるような長澤まさみを見れるだけで1500円の価値はあると思います。
ただ、長澤まさみ以上に自分は麻生久美子に惹かれました。
好きな男に気に入られようと「もうB'zなんて聴かないからー」なんて泣きながら言う30過ぎの女性、かなり痛々しいけど、好きです。
だからなおさら、フられた後にリリーフランキーと寝て牛丼食って解決しましたって展開はホント気に入らないです。
あと、最後の「今夜はブギーバッグ」も本人登場でかなりアガりました。
「カルアミルク」とか「いかれたBaby」とかもドラマ同様「来たー!」って感じ。
でも、ミュージカルだとしてもなんか使いすぎというか、そっちがメインになっちゃってるというか、説明過多というか、「サブカルってなに?」って疑問に思いました。
サブカルってもっとダサカッコいいもんじゃないの、と。
そして、最後のシーン。
自分的にはナシです。
宇多丸師匠は「正しいことに恋するわけではない」という表現としてアリだと言っていましたが、この終わり方にしてしまっては冒頭でAKBやモモクロを批判して「恋愛はいかに相手に好きだって伝えるかだけがポイント」と言っていたことを肯定しかねない。
つまり、真木よう子に散々言われていた「モテたいなら今ある自分の仕事をちゃんとできるようになれ」というのが正論として語られていたのに、最後に「レイプまがいにキスしちゃえば彼女奪えるんじゃね?」という主張になってしまっている。
結局、成長してない主人公をなぜ真木よう子は応援してしまうのかわからないです。
見ながら夢オチを期待したんですが、ダメでした。
女性は主人公の言動にイライラするらしいですが、自分はそうでもなかったです。
ネット上のどこかで見つけた
「『モテキ』は基本的にはモテない女である作者が性別を逆転させたロールプレイをするマンガ。
ただ、作中の女達は作者自身に対してではなく、作者がモテない男性に対して言っているのがややこしい」
というのがしっくりきました。
自分の恋愛観を鑑みながらも、思わせぶりもどーなのよ、とか思って不完全燃焼。
また「(500)日のサマー」が観たくなる作品でした。
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